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順列(nPr)を素早く正確に求める無料の順列計算機です。n個の中からr個を選んで一列に並べるパターンの総数を簡単に計算できます。数学の学習、統計、確率の計算など、順列と組み合わせが必要な場面でぜひご活用ください。
順列
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順列計算機は、n個の異なる要素からr個を選び出し、順序を考慮して並べる方法の総数(順列)を簡単に求めることができる便利なツールです。順列は、グループ内の要素の「配置順序」が重要な場合に用いられます。全体の要素数はn、選び出す要素数はrで表されます。
例えば、X、Y、Zの3つの文字から2文字を選んで並べる場合、XY、XZ、YZ、YX、ZX、ZYの6通りの順列が存在します。
順列計算機の使い方は非常にシンプルです。全体の要素数である「n」と、選び出して並べる要素数である「r」を入力し、「計算」ボタンをクリックするだけです。「クリア」ボタンを押せば入力値をリセットでき、すぐに新しい数値で計算をやり直すことができます。
順列(Permutation)とは、ある集合の要素を特定の順序で並べることを指します。集合がすでに順序付けられている場合、それはその要素の順列の一つです。順列においては「順番」が非常に重要となります。例えば、順列「AB」と「BA」は全く異なる2つの順列として扱われます。n個の要素からr個を選んで並べる順列の数は、一般に ₙPᵣ として表されます。
順列の総数は、対象となる要素の種類や、同じ要素の重複(繰り返し)を許すかどうかによって計算方法が異なります。通常、特に明記されていない限り、重複を許さない「非重複順列」として計算されます。
本記事では、この重複を許さない順列(非重複順列)の基本概念や計算例について詳しく解説します。
順列は「積の法則(数え上げの基本原理)」に基づいています。ある事象がk個の連続したステップで構成されているとします。1番目のステップがn₁通り、2番目のステップがn₂通り、さらにk番目のステップがnₖ通り発生する場合、事象全体が連続して発生する総数は、各ステップのパターンの積である n₁ × n₂ × ... × nₖ で求められます。
文字A、B、Cを重複させずに並べる順列の総数を考えてみましょう。最初の文字にはA、B、Cのどれでも選べるため、3通りの選択肢があります。
最初の文字を決めた後、残りは2文字となるため、2番目の文字の選択肢は2通りです。2番目の文字が決まると残りは1文字となり、3番目の文字の選択肢は1通りのみとなります。
したがって、積の法則により、文字A、B、Cを並べる方法は 3 × 2 × 1 = 6 通りとなります。具体的には、ABC、ACB、BAC、BCA、CAB、CBAの6パターンです。
前述の通り、3つの異なる要素をすべて並べる順列の数は 3 × 2 × 1 = 6 で計算できることがわかりました。これを一般化すると、n個の要素すべてを並べる順列の総数は、n × (n-1) × (n-2) × ... × 1 で求められます。
これは、nから1までのすべての整数の積です。ある自然数nから1までのすべての整数の積を「階乗(Factorial)」と呼び、数学では感嘆符(!)を用いて表します。
つまり、 n! = n × (n-1) × (n-2) × ... × 1 であり、これを「nの階乗」と読みます。
なお、定義により 0! = 1 であり、1! = 1 となる点に注意してください。
オリンピックなどの陸上競技の標準トラックは通常9レーンあります。しかし、100メートル走では通常レーン1は使用されず、8人のランナーがレーン2からレーン9に配置されます。では、この8人のランナーをレーン2から9に配置する方法は全部で何通りあるでしょうか?
積の法則を用いて計算すると、以下のようになります:
したがって、8つのレーンに8人のランナーを配置する順列の総数は、 8! = 8 × 7 × 6 × ... × 2 × 1 = 40,320 通りとなります。
当サイトの順列計算機を使用する場合は、「n(全体の要素数)」と「r(選び出す要素数)」の両方のボックスに「8」を入力し、「計算」をクリックするだけで、瞬時に40,320という結果を得ることができます。
これまでの例では、すべての要素を並べる場合(n個からn個を選ぶ順列)を計算しました。しかし、全体の一部だけを抽出して並べる場合(サブセットの順列)も頻繁に発生します。
このような場合、全体の要素数をn、選び出す要素数(サンプルサイズ)をrとすると、順列の数は以下の公式で求められます:
$$ₙPᵣ = \frac{n!}{\left(n-r\right)!}$$
この公式は、重複を許さず、集合nの中からr個を選んで特定の順序で並べる場合の順列計算に使用されます。
なお、集合のすべての要素を重複なしで並べる場合(つまり r = n の場合)は、以下の式が成り立ちます:
$$ₙPᵣ=n!$$
先ほどの100メートル走の例では、8人のランナー全員のレーン配置を考えました。今度は同じレースにおいて、メダルの獲得パターンを考えてみましょう。1位が金メダル、2位が銀メダル、3位が銅メダルを獲得します。8人のランナーの中から、金、銀、銅のメダリストを決定する方法は全部で何通りあるでしょうか?
積の法則に基づくと、金メダル(1位)を獲得する可能性は8人のランナー全員にあります。1位が決まった後、銀メダル(2位)を獲得できるのは残りの7人です。さらに、2位が決まった後、銅メダル(3位)を獲得できるのは残りの6人となります。したがって、8人のランナーから1位〜3位を決める順列の総数は次のようになります: 8 × 7 × 6 = 336 通り
これを順列の公式に当てはめてみましょう:
$$ₙPᵣ = \frac{n!}{\left(n-r\right)!}$$
すると、以下の計算式が得られます。
$$₈P₃=\frac{8!}{\left(8-3\right)!}=\frac{8!}{5!}=\frac{8×7×6×5×4×\ldots×1}{5×4×\ldots×1}=8×7×6=336$$
順列計算機を使用する場合は、「n」のボックスに8、「r」のボックスに3を入力し、「計算」をクリックするだけで、336という結果が瞬時に算出されます。
順列と並んで重要なもう一つの数え上げの手法が「組み合わせ(Combination)」です。組み合わせとは、n個の要素から順序を気にせずにr個を選ぶ方法のことです。n個からr個を選ぶ組み合わせの数は、一般に ₙCᵣ と表記されます。
順列では「並べる順序」が非常に重要であると説明しました。これがまさに順列と組み合わせの決定的な違いです。組み合わせにおいて、要素の並び順は一切考慮されません。
例えば、X、Y、Zの3文字から2文字を選ぶ順列の場合、XY、XZ、YZ、YX、ZX、ZYの6通りになると説明しました。
しかし、同じ条件で組み合わせを考えると、XY、XZ、YZの3通りのみとなります。組み合わせでは「XY」と「YX」は全く同じものとして扱われるからです。同様に「XZ」と「ZX」、「YZ」と「ZY」も同一視されます。このように、組み合わせの計算では選ばれた要素の順序は関係ありません。
n個の要素からr個の要素を選ぶ組み合わせの数は、以下の公式で求められます:
$$ₙСᵣ=\frac{n!}{r!\left(n-r\right)!}$$
先ほどの陸上競技の例では、8人のランナーから1位、2位、3位のポジションを決める方法(順列)を計算しました。では今度は、順位を考慮せず、8人のランナーから単に「メダルを獲得する3人」を選ぶ方法が何通りあるかを知りたいとします。つまり、1位、2位、3位の区別をせず、とにかくメダリストになる3人を選ぶケースです。
この場合、選ばれた人の順序(順位)は重要ではないため、順列ではなく組み合わせを使用します。したがって、組み合わせの公式を適用します。
$$ₙСᵣ = \frac{n!}{r!(n-r)!}$$
8人のランナーから3人のメダリストを選ぶ組み合わせの数は、次のようになります:
$$₈C₃=\frac{8!}{3! × \left(8-3\right)!}=\frac{8!}{3! × 5!}=\frac{8 × 7 × 6}{3 × 2 × 1}=8×7=56$$
$$ₙPᵣ = \frac{n!}{(n-r)!}$$
$$₅P₃ = \frac{5!}{(5-3)!} = \frac{5!}{2!} = 5 × 4 × 3 = 60$$
したがって、ゲストの登壇順序の組み合わせ(順列)は60通りあることがわかります。
$$ₙPᵣ = \frac{n!}{(n-r)!}$$
$$₁₀P₃ = \frac{10!}{(10-3)!} = \frac{10!}{7!} = 10 × 9 × 8 = 720$$
例えば、住宅リフォーム会社のマネージャーの例を考えてみましょう。彼は今日、塗装の依頼を4件受けています。現場は「ビザ発給代理店のオフィス」「工場の倉庫」「アパレルショップ」「個人宅の部屋」の4ヶ所です。会社には6人の塗装職人がおり、1人の職人が1日に担当できるのは1つの現場のみです。現場に割り当てられなかった2人の職人は休日となります。
この場合、4つの現場(オフィス、倉庫、ショップ、個人宅)がそれぞれ、順位における「1位、2位、3位、4位」といった順序の役割を果たします。
マネージャーの職人の割り当て方は以下のようになります:
したがって、直感的に考えても、割り当ての総数は 6 × 5 × 4 × 3 = 360 通りになると計算できます。
「どの職人をどの現場に配置するか」という順序(割り当ての組み合わせ)が重要であり、一人の職人が複数の現場を担当することはない(重複なし)という条件が揃っています。したがって、順列の公式を適用することができます。
$$ₙPᵣ = \frac{n!}{(n-r)!}$$
$$\frac{6!}{(6-4)!} = \frac{6!}{2!} = 6 × 5 × 4 × 3 = 360$$
これにより、リフォーム会社のマネージャーが6人の職人を4つの現場に割り当てる方法は、全部で360通りあることがわかります。